明和町長・世古口哲哉氏が交通事故で急逝 再選目指す意気込みが悲劇に

 

明和町 世古口哲哉町長の訃報

明和町の世古口哲哉町長が交通事故で死亡した悲報が入った。町内の国道23号線の側道を歩いていたところ、軽乗用車にはねられ、搬送先の病院で約3時間後に死亡が確認された。...

事故は午前5時20分ごろに発生。町長は国道脇の側道を歩いていたところ、同じ方向に走ってきた軽乗用車に後ろからはねられた。運転していた稲生和紀容疑者(44)は自動車運転処罰法違反容疑で逮捕され、事故後に自ら110番通報し、容疑を認めているとのこと。...

世古口さんは明和町出身で、京都産業大学を卒業後、1989年に明和町役場に入庁。役場での経歴は豊富で、教育委員会事務局施設整備推進監や同委員会事務局こども課課長を歴任。2018年には町役場を退職し、同年11月の町長選で無所属で出馬し、初当選を果たした。...

今年11月に控えていた町長選では再選を目指していた世古口さんの死去により、町は突然の混乱に見舞われている。...

事故現場は街灯がなく、事故当時は日の出前で暗かったとのこと。警察はこの状況も踏まえ、詳しい事故原因の究明に取り組んでいる。...

同日、町の選挙管理委員会は世古口さんの死去に伴う町長選挙を来月後半に投開票を行う方向で調整を進めている。

町はまた、課長級の職員が緊急の会議を開き、次の町長が決まるまで副町長の下村由美子さんが町長の職務代理を務めることを決定した。...

明和町は世古口哲哉さんの死去により、まさに新たな局面に立たされることとなりそうだ。