南足柄市で四国犬逃走、警察が捜索中 – 市民に注意喚起

南足柄市四国犬が逃走 警察が捜索中

神奈川県南足柄市で、散歩中に首輪が抜けて逃げ出した四国犬が見つからないままとなっている。警察は、犬を見かけた場合は近づかないよう呼びかけている。

南足柄市四国犬が逃走し、警察が捜索を行っています。事件は2月8日午後4時ごろ、70代の男性が散歩中に首輪が外れ、9歳のオスの四国犬が逃げ出したことから発端しました。犬は体長約1メートルで毛色は黒、また人に慣れていないとされています。

塚原付近での「迷い犬が徘徊している」との110番通報が相次ぎましたが、警察が駆けつけた時には犬の姿は見当たりませんでした。9日現在も犬の目撃情報は途絶えており、警察は引き続き捜索を行っています。

四国犬は日本犬の一種で、狩猟本能が強く攻撃的になることがあります。先月、群馬県伊勢崎市では四国犬が逃げ出し、小学生ら12人がかまれるという事件が発生しています。このような事例があるため、警察は市民に対して犬を見かけた場合は近づかないよう呼びかけています。

警察は特に四国犬の狩猟本能や攻撃性に注意を喚起しており、見つけた場合は不用意に近づかず、松田警察署(0465-82-0110)、市役所環境課(0465-73-8019)、動物愛護センター(0463-58-3411)に連絡するよう呼びかけています。

南足柄市では以前にも四国犬による事件が発生しており、地元の警察や関連機関は市民の安全を最優先に捜索活動を続けています。市民も警察の指示に従い、不審な犬には近づかないように留意することが重要です。